akam 甘美な恋人4 2026.4.6

自分の二次創作中の赤安について学習させたAIに、プロットに対して執筆作業において下地のみを任せ、私が更に加筆修正等の細かな編集を行っています。無断転載等はおやめください。





午後の光がやわらかく部屋の中に広がっていた。
カーテン越しの明るさは朝よりも濃く、空気にはわずかな熱が混じっている。窓の外からは遠く車の音が聞こえるが、それもどこか遠い世界のもののようだった。

ベッドの上は、まだ乱れている。
シーツは幾度も裸体を受け止めた名残で皺が寄り、ところどころ湿り気を帯びていた。空気もどこか重く、体温と呼吸の名残がそのまま留まっている。
降谷は仰向けに近い姿勢で、力なく横たわっていた。
呼吸は浅い。しかし落ち着いている。額には汗が浮かび、首筋にも細かな水滴が残っている。髪は少し乱れ、頬にかかっていた。
赤井は裸のまま、その隣に座り、濡らしたタオルを手にしていた。何も言わず、降谷の額に触れる。そっと、撫でるように拭う。
降谷は抵抗しない。ただ、目を閉じたまま、それを受け入れている。
頬、顎、首筋へとタオルが滑る。触れ方は静かで慎重だった。
そのまま、肩から腕へ。いたわるように、余分な力をかけずに。

(……完全に力が抜けているな)

赤井はそう思いながら、手を動かしていた。
拭き終えると、タオルを脇に置く。横に身を倒し、降谷の隣に並んだ。
呼吸が触れ合うほどに距離は近い。降谷はまだ何も言わない。ただ、目を閉じたまま、そこにいる。
赤井はその様子を見て目を細めた。自然な動きで顔を寄せる。
唇が触れる。
一度だけではない。短く、軽く、何度も。
すでに数えられないほど交わしているはずなのに、まだ足りないかのように。
降谷は薄く息を吐いた。

「……何回目だ」

声は掠れている。
赤井は答えない。代わりにもう一度、触れるだけのキスを落とした。

「さあな」

ようやく、低く返す。その調子に、降谷は小さく口を尖らせる。
しばらく沈黙が続く。
身体の熱がゆっくりと引いていく。午後の空気が、ようやく肌に触れ始める。

「今日は非番なんだ」

降谷がぽつりと言う。

「知っている」

赤井は短く返す。

「でも明日は仕事だ」

少し間を置いて、続ける。

「非番なんてあってないようなものだけど」

その言い方に、わずかな疲れが滲む。
降谷は視線を天井に向けたまま、眉を寄せた。

「仕事に行きたくないなんて、あなたに会う前までは、思わなかった」

口を尖らせる。
赤井はそれを聞いて、ふっと笑った。

「俺もだ。日本がこんなに恋しくなるとは思わなかった」

その言葉は、冗談ではなかった。
降谷は何も返さない。代わりに、ゆっくりと腕を伸ばし、床に置かれていたペットボトルを取る。
キャップを開け、喉を鳴らして水を飲む。
また横たわり、しばらく黙っていた。
やがて、ぽつりとこぼす。

「今日の休みは、風見のおかげなんだ」

視線はどこにも向けないまま。

「いろいろ調整してくれて」

赤井は間を置いてから返した。

「風見くんがいると、俺は安心する」

降谷の視線が動く。
赤井はそのまま言葉を続ける。

「君が、ちゃんと君でいられる気がして」

降谷は一瞬、口をつぐみ、反射的に何か言い返そうとした。
だが、口を開きかけて、止まる。
見透かされているみたいで悔しい、と思う。だが、否定できなかった。
目を伏せ、小さく息を吐く。

「そうかもしれないですね」

素直に、認める。
赤井は何も言わなかった。
代わりに、もう一度、降谷の髪にゆっくりと指を通し、額に小さくキスをした。

午後の光が、ゆっくりと傾き始めていた。




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