akam 凶悪な恋人2 2026.4.5

自分の二次創作中の赤安について学習させたAIに、プロットに対して執筆作業において下地のみを任せ、私が更に加筆修正等の細かな編集を行っています。無断転載等はおやめください。





高速道路のパーキングエリアは、平日の昼にもかかわらずほどよく賑わっていた。大型トラックが並び、家族連れが土産物屋を行き交い、遠くでアイドリングの低い振動が続いている。空はよく晴れていて、春先の光が車体のフロントガラスに白く反射していた。
風見はエンジンを切り、ハンドルに手をかけたまま息を吐く。助手席では降谷がビニール袋から昼食を取り出していた。焼き鯖弁当と、だし巻き卵の小さなパック。風見はサンドイッチとブラックコーヒー。
車内にはしばらく、容器を開ける音と咀嚼の音だけがあった。降谷は淡々と箸を動かしている。顔色はいつも通り整っているが、二日前の夜の記憶はほとんど残っていないらしい。あのときの醜態を思い出される気配もない。
風見はサンドイッチを一口かじりながら、静かな時間がこのまま続けばいいと思っていた。
そのとき、降谷が何の前触れもなく口を開いた。

「あいつから返信が来た」

風見は咀嚼を止めかけたが、顔には出さない。

「そうですか」

それだけ返す。聞きたくないな、と思いながらも、沈黙で先を促す。

「飲んだ翌日の昼頃だ」

箸を止め、少しだけ視線を落とす。

「二週間後に戻ってくるらしい」

風見はコーヒーを一口飲んだ。嫌な予感が当たる。

「返信については努力するが、やむを得ないこともある、と言い訳していた」

低く、やや不満げな声。
風見は内心で小さくため息をつきながら無難に言う。

「すぐに返信するのは社会人の務めですよね」

降谷はぴくりと反応した。

「あいつ外国人だからな」

口を尖らせる。その様子が妙に子どもじみている。
風見は悟った。あ、これは面倒くさいやつだ、と。

「まあでも、二週間後に会えるのならよかったのではないですか」

なるべく穏当にまとめようとする。
だが降谷は納得しない。

「僕は前から、なるべく早く返信しろと言っている」

話を聞いていない。
だし巻きを口に運びながら、眉間に皺を寄せる。

「来日したら叱る」

本気の声だった。
風見はサンドイッチを急ぎめに食べ終える。コーヒーを飲み干し、紙袋にまとめる。

「ゴミ捨ててきますね」

ドアを開け、外に出る。明るい日差しと広い空気に、思わず肩を回した。
背後の車内では、きっとまだ降谷が何かぶつぶつ言っている。
風見はゴミ箱に紙袋を放り込みながら、小さく呟いた。

「二週間後まで思いやられるな」

いずれ降谷が元気になるのはよくても、今は溜息しか出なかった。





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